乱数発生器について

乱数発生器(Random Number Generator)は、ビデオスロットやテーブルゲームを操作できないよう、ランダムにカードを配ったりスピンさせる乱数を生成するコンピューター化されたアルゴリズムです。乱数発生器に組み込まれている唯一のプログラムは、ゲーム規則で指定されている最小の 還元率 (RTP)を保証するものとなっています。

「乱数」とは、規則性のないランダムな数字のことで、適当な数字を指します。乱数発生器(RNG)は、簡単に言えば規則性のない適当な数字をランダムに選ぶ機械です。乱数発生器(RNG)は、ミリ秒ごとにランダムに数字を選び続けています。この選ばれた数字によって図柄が表示され、「当たり」「はずれ」の抽選が行われることになります。ちなみにランダムに選ばれる数字の数は1~約40億を超える数字を選ぶことができます。それがミリ秒ごとに行えるのですから頼もしいツールといえます。

乱数発生器(RNG)を解説するときに「偏り」という言葉を使います。これは、ある特定の数字が出やすい、または出にくい、というように、ランダム性が確保されていないことを意味します。また乱数にはパターンがなく、完全にランダムの必要があります。たとえば、1が出たら次に3が出る確率が高かったり、「○回試行すれば、×の数字が出やすい」ことがあると、ランダムであるとはいえません。1~6の数字を出すサイコロのRNG(乱数発生器)を3つ同時に回すという試行をしたなら、試行回数に関わらず216通り(6×6×6)の数字が一定の確率で出なければならないのです。

乱数発生器の主な目的はお客様をイカサマから守ることにあります。乱数発生器(RNG)が、第三者機関などの認証機関による基準を満たしていない場合には、カジノの運営を続けることができません。逆に考えれば、現在適正に認証を受けたカジノは、そうした認証や監査の過程で、乱数発生器(RNG)の稼働と品質を確認されていることでもあります。つまり認証や監査を受けずに運営・経営をしているカジノは、乱数発生器(RNG)を導入していないか、導入していても乱数に偏りがあったり、不正に操作ができるなど、乱数発生器(RNG)としては認められない仕組みでオンラインカジノゲームを提供している可能性もあります。こうしたことから考えると、カジノゲームは乱数発生器(RNG)についてのチェックを受けた適正運営のサイトで遊ぶのが、安心して楽しむためのポイントではないでしょうか?