皆さんは賭け事と言ったらどういうものが思い浮かびますか?オンラインカジノ?競馬?競輪?パチンコ? これらの賭け事を事業とする場合には国による許可や免許が必要だと知ってましたか?今回は賭け事はどうやって安全安心な環境できるかについて話していきましょう。
まず皆様におなじみのパチンコは、各都道府県の公安委員会から認可を得て営業しています。パチンコ店を開業するには、店舗所在地の管轄の警察署に営業許可申請書を提出し、営業許可を受ける必要があります。この許可申請は風営法に基づくもので申請から許可が下りるまでおおむね40日から50日ほど。法で定められた許可を受けるのに必要な審査要件には、大きく分けて「人的要件」「場所的要件」「構造的要件」があります。
人的要件とは、申請者や管理者が犯罪や違法行為の履歴があるかどうか、破産して復権していないかどうか、さらには風俗営業許可を取り消されてから5年を経過していないかなどの欠格事由のチェックです。
場所的要件とは、都道府県の条例などで定める営業不可能な場所に店舗が建っていないかどうかのチェック。そして構造的要件とは、風営法や都道府県条例で定める店内構造の基準、例えば店舗内に見通しを妨げる設備を設けていないか、善良の風俗または清浄な風俗環境を害するおそれのある広告物がないか、店内の照度は基準を満たしているか、といった内容です。
それらの要件以外にも、料金の規制、賞品の買取りをはじめとする営業者の禁止行為など、ホール営業に関する様々な規制をクリアしなければなりません。消防署による店舗構造や設備の検査も行われます。店内に設置する遊技機についても検査が必要です。まずメーカー側が製造した遊技機が遊技機規則に沿っているかどうかの試験を検査機関が行い、この試験をパスした後、今度は各都道府県公安委員会の「検定」をもらうという流れになっています。原則として検定を受けた遊技機でなければホールに設置しての営業はできません。
また、メーカーから遊技機を購入したホールにおいても、検定を受けた遊技機が正しく設置されているかどうかの検査が必要で、これらをクリアしてはじめて営業できます。ホール営業に限らず、当然のことながら売上高と利益額は違うのですが、売上高だけをみて儲かる商売だと思われがちなのがパチンコ店の営業のようです。貸玉(メダル)料である売上高からプレイヤーに提供した賞品の仕入額を差し引いた金額、つまり粗利益が占める割合は時代とともに変化していますが、現在は平均で15%いったところでしょうか。
最終的な利益は、そこから遊技機の購入費やスタッフの人件費、さらには電気代や家賃(賃貸の場合)などを差し引いたものになります。ホールの粗利益は、賞品の原価率(売価に対する仕入額の割合)に加えて、「割数」などといった業界特有の指標で管理されています。割数は簡単にいえば、貸玉(メダル)料に対してどれくらい賞品が出たかを数値化したものです。この割数を上げ下げすることで利益と集客のバランスをとるのがホール営業の基本形で、あまり安い価格で物を売ると儲けがなくなり、逆に必要以上に高い価格で売るとそもそも客が来ないといった問題が起こりえます。
また競馬や競輪、競艇などは公営ギャンブルと言って政府が主催する形でそれぞれの産業の振興資金を稼ぐという目的の元運営されています。まず競馬については収入源となるのは、馬券の売上です。日本中央競馬会JRAの馬券売上は、世界でもトップクラスの規模を誇っており、その額は1日の開催(おおむね12レース)で数十億円を超えるのが普通です。G1と呼ばれるビッグレースになると、その規模はさらに大きくなり、1レースだけで百億円以上の売上となることもあります。地方自治体が主催する地方競馬も、同じように馬券の売上が収入源となっています。
ただしその規模は、日本中央競馬会JRAに比べるとかなり小さいものになります。また競艇は、レースの売上金のうち、75%が払戻金として的中者に配分されます。残りの25%の中から、日本財団と日本モーターボート競走会への交付金、「地方公共団体金融機構」への納付金、及びレース開催に関する経費などを支払います。これらを差し引いた残額が、競艇施行者の収入となります
それではカジノはどうでしょうか?一般的に今IRという形で話題になっているリゾート型カジノは、ラスベガスでもシンガポールでもマカオでも豪華ホテル(5つ星)の中で様々なレジャーやエンターテイメントを楽しめる構造になっており、ビジネスの大規模な会議や学会を開催することも可能でその客がカジノに流れてくることで収益を出しています。
カジノでお客様が勝てる確率は、テーブルゲームは平均すると総ゲーム数に対して15%前後、スロットマシンのホールド率(Win回数÷ハンドル回数)は3~7%に設定されており、お客様が長時間楽しむほど、トータルではカジノが儲かる仕組みになっていてあらゆる長居したくなるような仕組みが隠されています。
最後にオンラインカジノの特色としては場所を選ばず好きな時にスマホを通じて楽しめるという良さがあります。オンラインカジノは、運営会社だけなく、決済会社 ゲームソフト会社 政府と民間の監視機関 お客様の5つの団体で成り立っていて安全なカジノはかならずマルタライセンス、キュラソーライセンスなどEU加盟国が日本以上に厳しい個人情報管理や免許取得運営監視のもとで営業しています。
運営コストも人件費や場所代がかかるリゾート型カジノや警察官や監督省庁の天下りOBというコストが人件費と場所代以外にかかるパチンコや競馬に比べても格段に安いため、お客様への還元という形でボーナスや期間限定のトーナメント開催のようにキャンペーンが多数設けられているだけでなく還元率も92%から98%と数あるギャンブルの中でもぶっちぎり1位です。またゲームに関してもスロットマシンだけでなく画面の向こうのディーラーと本物のカジノさながら直接対決できるライブカジノもあり、プレイ中突然大金が当たるジャックポット型のスロットマシンやモノポリのようなゲームがライブでお金をかけて楽しめたりと従来のリゾート型カジノにはない充実のコンテンツがあります。